これまたちょっと前に話が出た事。

「最近マックス推しが凄い」

マックスとはリトルマーメイドのわんちゃんではなく、グーフィーの息子の方。本名マキシミリアン・グーフ。愛称マックス。短編やグーフィームービーなんかでアニメーション作品にもちゃんと出演しています。

パークデビューは恐らく「クラブ・ディズニー スーパーダンシンマニア」。以降ちょくちょく「D-POP Magic」や「ディズニー・ロックアラウンド・ザ・マウス」、「ワンス・アポン・ア・マウス」「東京ディズニーシー クラブナイト ベイサイド・ビート」などなどダンサブルな場面には必ずといって良いほど出演していました。

これがまた今年になって。春はイースター、夏はクール・ザ・ヒート、秋はBe Magical!、冬はクリスマス・ウィッシュとサンタヴィレッジ両方にいます。ここまでくればマックスヲタが増えるのも頷けます。

これについてドン子さんが一つ良い答えをお持ちでした。マックスはパークが用意した親子愛の形であると。それまでも家族愛描写がなかったわけではありません。最も多く使われたのはミッキーとプルートが表す愛だった気がします。あるいはヒューイデューイルーイとドナルドという形もあったかも。オハナ、という考えのもと広い家族愛もありました。しかし父と子、この二人が示す愛はもっと日常的で明確です。見ている側としても非常に分かりやすいです。

クリスマス・ウィッシュではまさにそう思える使われ方。あえて構成を変えてきているのも妥当だと思いました。シーが描く愛の形はある程度特徴ありました。「キャンドルライト・リフレクションズ」や「ブラヴィッシーモ!」などでカップルを用いた恋という愛。ミッキーとミニーが表すのも常にこの形ですが(笑) もともとモア・ロマンティック!がサブテーマだったシーでは特に恋をよく持ち出してました。今でもバレンタインナイトがありますけれども。対してランドでは友情や家族愛、恋愛、あらゆる形に溢れています。ファミリーエンターテイメントとするならば本来こうあるべきなのかもしれませんね。シーはブラヴィとキャンドルが終わってその傾向がガラッと変わりました。マックスの起用が増えたのもそういうタイミングなわけです。

マックスの知名度はそうはいっても高いとは言えません。ですが、マジコー始めあそこまで「父さーん!」と叫ばれたら認識せざるを得ませんよね(笑) マックスはBIG入りしちゃうのだろうか。そうなってくるとハロウィーンなんかでもペアにされてるプルートの扱いの心配。

来年のスプヴィルはカフェが親子でスティッチ下ろしてプルートとか…冗談抜きでやりそうで怖い(笑)