舞浜のディズニーリゾートが観光地以外の観点で取り上げられることがある。
それはサービス現場の好例として。
震災時も改めて取り上げられましたね。
今回はパークキャストについてのお話。
Web上でキャストについて触れているメディアって大手しか基本無いんですよね。個人で取り上げてることが非常に少ない。何故なら個人で興味持ってる人はほとんどがキャストになってしまうから。そうなってくると会社と交わした誓約書に基づいてブランドイメージを守っていかなくてはならなくなるから。
この辺のニュアンス、正直かなり繊細で微妙な問題だと思っています。キャストとなった以上はゲストが抱くキャスト像を守らなくてはなりません。究極的に言えば、キャストであること、若しくはキャストだったことすら公言してはいけないのかもしれません。しかし言ってみればアルバイト。生活に密着した仕事なのです。そうであると悟られぬように日々を送るのは息苦しいものです。特にブログやTwitterなどでの活動もある人は。
だからと言って大っぴらにすべきかと言ったら決してそうではないとも思います。かつてキャストと名乗ってリアルタイム放送を行っていたり、大手掲示板へ書き込みされていたりといった事例に対してクレームが上がったりもしたようですが、個人的にもそういった類いの露骨なものは控えるべきだと思います。
ただ、そう述べている自身もまた経験者です。これが常に悩みの種でして。目指している節のエントリをこのブログ自体に残してしまって、かつTwitterでも生活パターンが完全にそれ。退いた今も細心の注意は払っているつもりですが、これに関しては賛否かなりあるでしょう。
今はとりあえず自身の勝手な裁量のもと、ある程度のことは記述してしまっています。ブランドイメージと企業に対して不利益が生じない程度に。
長い前置きですね。個人的にはWeb上でもう少しきちっとしたキャストに関する情報はあってもいいのかなぁ、と思っています。震災以降、テレビの特集を見た沢山の若い人たちがキャストに憧れる、そんな状況にあると思います。自分よりちょっと上の世代からは、生まれたときから東京ディズニーランドがあって、あの日あの時出会ったお兄さんお姉さんに憧れてキャストになっていたりします。そのキャストをまた見て…どんどんパークのキャストはディズニーマインドの高い人達で溢れていってます。今、目指している人、これから目指す人にはどんどん経験してもらいたい。
キャストって観察対象としても人気なのはノウハウ本の数にも見てとれると思います。でも経験するのはもっと面白い！舞浜まで一時間かけて通った自分みたいなのはざらで、二時間かけて通っている人もいるくらいですから。可能であるならば飛び込むことをお勧めします。何も考えずキャスティングサテライトで登録して運が良ければ配役されるだけ。簡単です。面接でチェックされるのは笑顔とディズニールックが守れそうかどうかくらいなもんで、仕事が来ないからと言って落ち込むことなんてないわけです。かくいう自分も二勝二敗ですから。
ただしあの場所を仕事場とするならば、失うものも大きいということも忘れずに。仕事であるからにはシビアですし、人間関係も多様な形で成り立っています。憧れの場所が必ずしも理想の場所ではないのです。飛び込むにもある程度の覚悟と社会の一員としての責任感は必要です。
個人的にはそれらも含めて、貴重な体験と出会いの中で学ぶことは本当に多いと思います。ですので、お勧めしたいのです。
パークは一種の小さな社会だ、といわれる事があります。それだけパーク内にいるキャストの職種は幅広くいるのです。アトラクションキャスト、セキュリティキャスト、ゲストコントロールキャスト、フードサービスキャスト、マーチャンダイズキャスト、カストーディアルキャスト、ナースキャスト、ファイヤーキャスト、メンテナンスキャスト、ショーキャスト…正直数えきれません。しかもまた各々魅力がいっぱいある。
例えば人気が安定的に高いアトラクションキャスト。ディズニーパークでも花形とされる職種です。独特のスピールや手早い対応、軽快なトーク。ゲストが一番自然と目にし易いキャストかもしれません。このアトラクションキャストの中でも個人的に注目したいのはスペースマウンテンのキャスト。特に乗車と降車を行っているセクション。彼らのタイムアウトさせまいと発揮される一糸乱れない見事なチームワーク。見ていて本当に気持ちが良いです。
そんな感じで一つ一つの職種みていくときっとまた新しい側面見えてくると思います。きっと。それぞれの魅力を紹介していきたいなぁ…と思うわけです。今後はそんな感じで少しずつ小出しでもいいから、キャスト関連の情報を当たり障りない感じでやっていこうかなぁと思ってる次第です、はい。
そこで。さりげなくこのブログの右端に掲げてる二つのブログをご紹介。
ひとつはすいーぱーさんの『カストーディアルの話』。昔から『すいーぱーのホームページ』の一コーナーとして始まっているブログです。カストーディアル・キャストについて大体の事はわかります。現役さんではないので、今の情報が無いくらいなものですが、十分です。ここがあるからカストーディアルは語らざるともOKだと思ってます。
もうひとつは最近立ちあがっているぽめこさんの『キャストマニア』。タイトルそのものずばりですが、このブログの何よりの特徴は手描きイラストでキャストコスチュームを取り上げていること。これは是非続けていただきたい！そう思いますよね。こういう貴重な分野はどんどん育ってもらいたいものです。
随時キャストを取り上げているサイトやブログを探しております。情報も、宣伝でもかまいません、お待ちしております。
それはサービス現場の好例として。
震災時も改めて取り上げられましたね。
今回はパークキャストについてのお話。
Web上でキャストについて触れているメディアって大手しか基本無いんですよね。個人で取り上げてることが非常に少ない。何故なら個人で興味持ってる人はほとんどがキャストになってしまうから。そうなってくると会社と交わした誓約書に基づいてブランドイメージを守っていかなくてはならなくなるから。
この辺のニュアンス、正直かなり繊細で微妙な問題だと思っています。キャストとなった以上はゲストが抱くキャスト像を守らなくてはなりません。究極的に言えば、キャストであること、若しくはキャストだったことすら公言してはいけないのかもしれません。しかし言ってみればアルバイト。生活に密着した仕事なのです。そうであると悟られぬように日々を送るのは息苦しいものです。特にブログやTwitterなどでの活動もある人は。
だからと言って大っぴらにすべきかと言ったら決してそうではないとも思います。かつてキャストと名乗ってリアルタイム放送を行っていたり、大手掲示板へ書き込みされていたりといった事例に対してクレームが上がったりもしたようですが、個人的にもそういった類いの露骨なものは控えるべきだと思います。
ただ、そう述べている自身もまた経験者です。これが常に悩みの種でして。目指している節のエントリをこのブログ自体に残してしまって、かつTwitterでも生活パターンが完全にそれ。退いた今も細心の注意は払っているつもりですが、これに関しては賛否かなりあるでしょう。
今はとりあえず自身の勝手な裁量のもと、ある程度のことは記述してしまっています。ブランドイメージと企業に対して不利益が生じない程度に。
長い前置きですね。個人的にはWeb上でもう少しきちっとしたキャストに関する情報はあってもいいのかなぁ、と思っています。震災以降、テレビの特集を見た沢山の若い人たちがキャストに憧れる、そんな状況にあると思います。自分よりちょっと上の世代からは、生まれたときから東京ディズニーランドがあって、あの日あの時出会ったお兄さんお姉さんに憧れてキャストになっていたりします。そのキャストをまた見て…どんどんパークのキャストはディズニーマインドの高い人達で溢れていってます。今、目指している人、これから目指す人にはどんどん経験してもらいたい。
キャストって観察対象としても人気なのはノウハウ本の数にも見てとれると思います。でも経験するのはもっと面白い！舞浜まで一時間かけて通った自分みたいなのはざらで、二時間かけて通っている人もいるくらいですから。可能であるならば飛び込むことをお勧めします。何も考えずキャスティングサテライトで登録して運が良ければ配役されるだけ。簡単です。面接でチェックされるのは笑顔とディズニールックが守れそうかどうかくらいなもんで、仕事が来ないからと言って落ち込むことなんてないわけです。かくいう自分も二勝二敗ですから。
ただしあの場所を仕事場とするならば、失うものも大きいということも忘れずに。仕事であるからにはシビアですし、人間関係も多様な形で成り立っています。憧れの場所が必ずしも理想の場所ではないのです。飛び込むにもある程度の覚悟と社会の一員としての責任感は必要です。
個人的にはそれらも含めて、貴重な体験と出会いの中で学ぶことは本当に多いと思います。ですので、お勧めしたいのです。
パークは一種の小さな社会だ、といわれる事があります。それだけパーク内にいるキャストの職種は幅広くいるのです。アトラクションキャスト、セキュリティキャスト、ゲストコントロールキャスト、フードサービスキャスト、マーチャンダイズキャスト、カストーディアルキャスト、ナースキャスト、ファイヤーキャスト、メンテナンスキャスト、ショーキャスト…正直数えきれません。しかもまた各々魅力がいっぱいある。
例えば人気が安定的に高いアトラクションキャスト。ディズニーパークでも花形とされる職種です。独特のスピールや手早い対応、軽快なトーク。ゲストが一番自然と目にし易いキャストかもしれません。このアトラクションキャストの中でも個人的に注目したいのはスペースマウンテンのキャスト。特に乗車と降車を行っているセクション。彼らのタイムアウトさせまいと発揮される一糸乱れない見事なチームワーク。見ていて本当に気持ちが良いです。
そんな感じで一つ一つの職種みていくときっとまた新しい側面見えてくると思います。きっと。それぞれの魅力を紹介していきたいなぁ…と思うわけです。今後はそんな感じで少しずつ小出しでもいいから、キャスト関連の情報を当たり障りない感じでやっていこうかなぁと思ってる次第です、はい。
そこで。さりげなくこのブログの右端に掲げてる二つのブログをご紹介。
ひとつはすいーぱーさんの『カストーディアルの話』。昔から『すいーぱーのホームページ』の一コーナーとして始まっているブログです。カストーディアル・キャストについて大体の事はわかります。現役さんではないので、今の情報が無いくらいなものですが、十分です。ここがあるからカストーディアルは語らざるともOKだと思ってます。
もうひとつは最近立ちあがっているぽめこさんの『キャストマニア』。タイトルそのものずばりですが、このブログの何よりの特徴は手描きイラストでキャストコスチュームを取り上げていること。これは是非続けていただきたい！そう思いますよね。こういう貴重な分野はどんどん育ってもらいたいものです。
随時キャストを取り上げているサイトやブログを探しております。情報も、宣伝でもかまいません、お待ちしております。
コメント
コメント一覧 (2)
あの仕事に巡り会えてから読み返すと頷ける点が多くて。私自身に大きな影響を与えていただいたサイト様です！更新楽しみにしております。